北九州市八幡西区のお客様からチューダーお買取りしました!

こんにちは、おたからや黒崎店です。いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、チューダー金無垢時計をお買取りさせていただきました!

チューダーは、1926年に腕時計のディーラー兼メーカーであるヴーヴ・ドゥ・フィリップ・ヒュンター氏によって立ち上げられたブランドです。

その後、1930年代にロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフ氏がスイスのジュネーブに会社を設立し、

チューダーの独占的使用権を取得しています。

かつて、ハンス・ウィルスドルフ氏は、ロレックスの経営に苦慮していた時期があったようです。

また、同社製品の強みであるオイスターケースやオイスターブレスを広く世の中に普及させるための方法を模索し続けていました。

その時ふと汎用ムーブメントを搭載するなどしてコストダウンを図り、ロレックスとは別の安価で高品質な時計を販売することを思い付きます。

そんな、いわばロレックスの廉価版を供給するためのブランドとして位置付けられたのが、このチューダーだったというわけです。

となれば、レンジャー、サブマリーナ、オイスタープリンスなどのチューダーの歴代モデルが、

ロレックスのデザインに酷似していたのも、ある意味必然といえるでしょう。

しかし、当時のチューダーに対する評価といえば「プアマンズ・ロレックス」とも呼ばれていたように、決して良いものばかりではありませんでした。

 

ちなみに、これはあまり知られていないことですが、1970~1990年頃にスイスのリーベルマン・ウェルシュリー社という総合商社によって、

チューダーが日本で正規展開されていた時期がありました。

ただ、当時のチューダーは人気も業績もあまり芳しくなかったようで、一度撤退を余儀なくされています。

 

現在のチューダーは、ロレックスのディフュージョンブランドというイメージからは脱却し、独自の路線を歩みつつあります。

その一方で、未だにロレックスとは深い関わりがある点も、ファンにとっては大きな魅力になっています。

修理やオーバーホールを日本ロレックスに依頼できるのは、チューダーが持つ付加価値の1つです。

ディフュージョンブランドからは脱却しつつも、どこかにロレックスを感じさせるデザイン。

それでいて、ロレックスにはない大胆な素材使いなどは、時計のキャラクターが被らないように上手く棲み分けができています。

棲み分けといえば、価格設定についてもかなり戦略的に行われています。

チューダーとロレックスの「同類」のモデルを比較してみると、どれもチューダーの定価はロレックスの半額かそれよりも少し安価に設定されているのは、決して偶然ではないでしょう。

ロレックスは高価な上に、現在は正規店で希望のモデルを購入するのがかなり難しくなっています。

ロレックスがパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンのような、いわゆる「雲上時計」と呼ばれる日も、そう遠くないかもしれません。

ロレックスも、現在の異常なまでの需要過多をただ見過ごしているわけではないでしょう。

需要過多を解消するために、より高級化を図ることでターゲットを富裕層に絞るというのは、企業の戦略としても正しいはずです。

安易に供給量を増やすことはブランド価値の低下に繋がりますし、ロレックスがそのようなことをするとは到底思えません。

チューダーは、今のロレックスと同等まではいかないにしても、それに近いポジションを目指しているかもしれません。

ロレックスの購入を断念した層が今後チューダーにシフトし、チューダーの需要がより拡大する可能性も十分にあります。

そうなれば、チューダーもある程度高級化を進めていくのが、必然であると考えられます。

ファンの多くも、価格に見合った価値があれば、今よりも高級なチューダーを喜んで受け入れるのではないでしょうか。

 

そこで今回お伝えしておきたいのは、チューダーの評価は今後さらに上がる可能性があり、時計としても資産としても将来性がかなり期待できるということです。

チューダーの時計の売却を考えている方はもう少し時期を見てもいいかもしれません。

しかし、今回お買取りさせていただいた時計のように素材が金である金無垢時計の場合は話が別になります。

金は今価格がかなり高騰しており、25年前からすると11倍以上の価格高騰となっています。

この価格高騰がいつまで続くかわからない今、大幅に下がる前に売却されるのが賢いのではないかと思われます。

是非、買取専門店おたからや黒崎店に査定だけでもお越しくださいませ!

金の価格は他店様に絶対負けない自信があります!皆様のご来店心よりお待ちしております。