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今回は、九谷焼の飾壺をお買取させていただきました!
九谷焼は、1975年(S50年)に九谷焼が通商産業省(現経済産業省)より伝統工芸品に認定され、翌51年には石川県無形文化財に指定されました。
九谷焼の発祥地は、冬には雪に閉ざされ交通もとだえる奥深い村、加賀国江沼郡九谷村で現在の石川県加賀市山中町九谷村です。
「九谷焼」はその名の通り、地名の「九谷村」の名からとったもので、江戸末期頃より九谷焼きと呼ばれるようになりました。
九谷焼の開窯創業についてはいろいろな説がありますが、一般には明歴元年(1665)頃と言われています。当時、大聖寺藩が鉱山開発中に、藩領内の九谷村で磁器の原料となる陶石が発見されたことで、磁器の生産が始められたと言われています。
また、この時期に製陶されたものを「古九谷」と呼んでいます。しかしこの「古九谷」は元禄年間(1688~1703)の1701年頃、開窯からわずか約50年で生産を終了します。閉窯の理由は、さまざまな説がありよくわかりません。
以降約100年間九谷焼は空白のときが続き、江戸時代後期の文化3年(1806)金沢の春日山窯にて 復興します。
この窯を指導したのが京都の青木木米です。
以降若杉窯、吉田屋窯、飯田屋窯、永楽窯、小野窯、庄三窯と次々に開窯し、これらの窯はいずれも産業指向をめざし、日常品の生産を行っていきました。
この時期の各窯はそれぞれ特徴ある作風を確立しており、今日の九谷焼の源流となっています。
時の流れにつれて窯場も場所を移し、現在の九谷焼の中心地として栄えているのは石川県能美市寺井町です。
日本海と山の間に挟まれた県の南部にある人口約15,000人の町です。
その寺井町は、九谷焼の里として全国的に知られ、九谷焼の総生産量の約80%を賄っています。
特に九谷陶芸村界隈には陶器問屋が軒を連ね、各お店には美しい色絵磁器が沢山展示されています。
買取専門店おたからや黒崎店では、焼き物をはじめ多くの骨董品、壺などをお買取しております!
他店様では箱がないと買取はできませんと言われて返されてしまったものなどありませんか?
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100円ショップで買ったようなお皿でもお持ち込みいただいて大丈夫です!
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