こんにちは、おたからや黒崎店です。いつもご覧いただきありがとうございます!
今回は、プラチナのサファイアがついている指輪をお買取させていただきました!
サファイアには産地によって異なる魅力があります。
今回は代表的な産地とそれぞれの特徴についてご紹介します。
スリランカ産サファイア
スリランカは古代から宝石の宝庫として知られ、多様な宝石を産出してきました。スリランカ産の無処理サファイアは、特に透明度が高く、やや紫がかった青色が特徴です。
1977年頃、無色に近いサファイアの原石「ギウダ」が加熱処理によって美しい青色に変わることが発見されました。しかし、この白色結晶ギウダは供給が限られており、スリランカの加熱サファイアの供給は減少しています。
マダガスカル産サファイア
マダガスカルは現在のサファイアの主産地の一つで、高品質なものも多く産出されています。ただし、無処理のサファイアは少なく、多くが加熱処理されています。
マダガスカル産サファイアはスリランカ産と非常に似ており、プロでも見分けが難しいほどです。加熱処理は高温で行われ、内包物の変化が無処理との違いを見分ける手がかりになります。
スターサファイア
スターサファイアはカボションカットされたブルーやグレーのコランダムにスター効果が現れるものです。多くがスリランカ産で、古くから人気があります。
地色が美しいほど価値が高く、ペンライトを当てると光の線が現れるものも評価が上がります。ただし、不用意に熱を加えると色が淡くなることがあるので注意が必要です。
カシミール産サファイア
カシミール産サファイアは若干白みがかった柔らかなブルーが特徴で、「コーンフラワーブルー」や「ベルベティブルー」と呼ばれます。これらの色合いは非常に高価です。
カシミール地方で採掘されていたサファイアは100年以上前に採掘が終わっており、現在では幻のサファイアとなっています。
ミャンマー産サファイア
ミャンマー産サファイアは産出量が少ないものの、大粒で深い青色の「ロイヤルブルー」が特徴です。特に3カラット以上の大粒のものが希少で、美しいモザイク模様を持ちます。
現在の主要なサファイア産出国はスリランカで、質の高いサファイアを多く産出しています。
カシミールやビルマ(ミャンマー)産のサファイアは過去には高品質で知られていましたが、現在ではほとんど産出されていません。
サファイアはその美しさと希少性から、どの産地のものもそれぞれに価値があります。
宝石選びの参考にしていただければ幸いです。
買取専門店おたからや黒崎店では宝石や貴金属の価格に自信があります!
是非査定だけでもお立ち寄りください!