こんにちは、おたからや黒崎店です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、カルティエ タンク フランセーズをお買取りさせていただきました!
様々なコレクションが発表されている“タンク シリーズ”。
その始まりは1917年、ルノー社製の戦車(タンク)からインスピレーションを得て作られました。
その後、一般に販売が開始されたのは1919年、それから約100年もの長い間世界中の多くの人に愛され続けています。
様々なタンク シリーズが誕生してきた中、2012年に仲間入りしたコレクションが“タンク アングレーズ”です。
モデル名となっているアングレーズは、フランス語で<イギリス風>を意味しており、タンク フランセーズの<フランス>、
タンク アメリカンの<アメリカ>に続く、国名が入る3つ目のコレクションとなりました。
これは、かつてルイ・カルティエと兄弟がパリ・ロンドン・ニューヨークに拠点を置いたことへのオマージュだそうです。
まさしくカルティエの長い歴史を象徴するようなモデルだと感じられます。
タンクシリーズの特徴である、ケースからラグ、ブレスレットやストラップが一体となったような形状は受け継いでいますが、丸みをもたせたフォルムにやや幅広なケースサイド、なによりリューズをケースに閉じ込めたようなデザインが新鮮です。
シルバーの文字盤にはレイルウェイ分目盛りに長短針はブルースティール製の剣型針、インデックスのローマ数字には< CARTIER >の文字が隠れていたり、リューズのカボションなどなど、カルティエらしさがふんだんに盛り込まれています。
そんな中、インデックスとレイルウェイ分目盛りの部分はフラットに、それ以外の部分には美しいギョーシェ仕上げが施され、他のモデルではあまり見られない仕上げとなっています。
また、ケースの仕上げを見ても、綺麗な鏡面仕上げを施している箇所と艶消しの仕上げを施している箇所。
この仕上げの違いをバランスよく合わせることで、より立体感が増しているように見えます。これらの特徴によりややスポーティーな印象も受けます。
カルティエを代表するタンクシリーズだったアングレーズですが、残念ながら昨年生産が終了となってしまい、今後は中古としての在庫のみとなりますので、中古市場の価値は上がっています!
もし使われなくて眠ったままになっているようでしたら査定だけでも是非おたからや黒崎店へお立ち寄りくださいませ!
当店、時計の査定にはかなり自信ありますので、絶対に満足いただける価格をお出しできると思います!皆様のご来店心よりお待ちしております。