北九州市若松区のお客様からペルシャ絨毯お買取しました!

こんにちは、おたからや黒崎店です。いつもご覧いただきありがとうございます!

 

今回は、ペルシャ絨毯お買取させていただきました!

ペルシャ絨毯は、イラン(旧称;ペルシャ)国内で一枚一枚手織りによって製作されている伝統的な手織り絨毯です。

3000年以上の歴史があり世界中でも一番有名な工芸品のひとつです。天然のウールまたはシルクを使用し、ノット(結び)の密度が高く薄手でしなやかなものほど品質が良いとされ、細い糸で織り上げて美しい文様を生みだし、耐久性を向上させています。

完成までに長いものでは10年かかることもあり、色やデザイン、織りの細かさ、美しさなどから高級品では数百万円することも。

美術工芸品としての高い価値がありますが、堅牢で使うことによりしなやかになり家の財産として日常的に愛用しながら代々受け継がれていく絨毯です。

 

ペルシャ絨毯と言えば、目を見張るほどの壮麗な存在感ですが、偽装品の多さや高値のイメージがまだ拭われないままいることは事実でしょう。

しかし、これはペルシャ絨毯に限ったことではありません。

骨董品と謳い、古めかしい加工を施した高価なお茶碗や、李朝家具なども世に出回っているのと同じことです。

百聞は一見にしかず、本物を見て触って審美眼を鍛えたいものですが、まずはどんなペルシャ絨毯がよいとされているのかを知っておきたいものですね。

ペルシャ絨毯の良し悪しは、ノットの密度、ラインが正確にでているデザイン、天然の素材使い、天然素材の染着、細やかで強固な織りなどで判断されます。

絨毯と言えば、ふかふかで毛足の長いものこそ、上質で高級感あふれたイメージがありますが、ペルシャ絨毯においてはあてはまらないことです。

上質なペルシャ絨毯を見極めるためには、1㎡あたりのノット数(編み目の細かさ)にも注目する必要があります。

パイルが長く、ノットが荒ければ、ペルシャ絨毯の命でもある美しい文様が、はっきりと浮かび上がらないからです。

そのため、遊び毛がでることもなければ、切れ毛で掃除に頭を抱えることもまずありません。

また、ノットが高密度で、薄くしなやかな仕上がりのペルシャ絨毯ほどよいとされています。

薄手の絨毯ほど、細い糸を用いなければならなく、もちろんその分製作には膨大な時間と労力が費やされるわけです。

ペルシャ絨毯は全てが、完全な手織りであるため、完成までには1〜3年、または10年程の年月が流れることもあります。

つまり、上質な素材だけが、値段の大きな部分を占めるわけではなく、細かな織りの技術が関わってくるのです。

細い糸を用いて織れば織るほど、耐久性もあがり、心を奪われるような精巧な文様が実現します。 しかし、その分時間がかかるため金額も相応のものとなるのですね。

ペルシャ絨毯はアンティーク品としての取引も行われていますが、それらが必ずしも高額であるわけでは決してありません。

あくまでユーズド品ですから、その中でどんな点が新品に勝っているのかは是非知っておきたいものです。

全てが手作業であり、パターンもオリジナルであるわけですから、例えば優れた技術者が亡くなってしまったのような理由があれば、もちろん値が上がるケースもあります。

また、状態のよい絨毯に、えも言われぬツヤや、天然染料の醸し出す色合いが美しい場合には、アンティーク品として相応の価値がつくこともあるのですね。

 

買取専門店おたからや黒崎店では、絨毯もしっかりと査定してお買取しております!

お持ちのもので価値のわからないものありましたら査定だけでも是非当店へご来店ください!