こんにちは、おたからや黒崎店です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、ジバンシィバッグお買取させていただきました!
創業者である「ユベール・ド・ジバンシィ」が活躍していた時代は、
「クリスチャン・ディオール」や「ヴァレンティノ」が活躍していたのと同じくらいの年代です。
当時のディオールは「ニュールック」という女性の体のラインを強調する構造のシルエットで世界を熱狂させていましたが、一方のジバンシィはウエストがゆったりしたファッションやドレスの構造的な問題であるウエストサイズを解決するセパレートを打ち出していました。
「オードリー・ヘップバーン」の映画衣装のほとんどはジバンシィがデザインしたもので、ジバンシィというブランドのすごさがわかります。
「ユベール・ド・ジバンシィ」が引退した後のジバンシィは完全に衰退期に入っていました。
様々な大物デザイナーが就任しましたが、結果が出ず、ブランドとして低迷していましたが、2005年に主任デザイナーに就任した「リカルド・ティッシ」がブランドの窮地を救いました。
「リカルド・ティッシ」はジバンシィというクラシックなブランドを新しく生まれ変わらせます。
スターモチーフやロットワイラー、シャークなどのアイコンモチーフを打ち出し、オートクチュールブランドであるジバンシィがストリートファッション界を席巻するという事態にまで急変します。
この「リカルド・ティッシ」が作り上げた流れが、今のジバンシィの新しいスタイルの基盤となっています。
創業者である「ユベール・ド・ジバンシィ」は商売上手で、ブランドのライセンスを各国の現地メーカーに付与して製造する権利を与えていました。
結果、ジバンシィのブランドとしてのイメージを低下させてしまったように思います。
ライセンス商品があるブランドは、他にラルフローレンやバーバリー、ロエベ等様々ありますが、ジバンシィもそのうちの一つでした。
本来はオートクチュールブランドとして、ディオールやサンローランと比肩するほどのブランドで高級ラグジュアリーブランドというのが正しいブランドイメージなのです。
最近ではバッグなどの人気も高く、ハイブランドとしてのイメージが回復してきています。
買取専門店おたからや黒崎店では、ブランドだけでなくノーブランドなどもお買取しております。
出張買取も行っておりますので、気軽にお問い合わせください。